快晴まつり!

発達障害(ASD、ADHD)のくりのきの今昔。

昔の話~幼稚園のとき①~

今回から幼稚園の頃の私について書きます。エピソード2つ×三回で終わります。これが発達障害と関係あるのか分かりませんが、私の特徴ということで。

・周りを見てそれと同じように見よう見まねで行動していたので、いつも周りよりワンテンポ遅れていた

多分失敗するのが怖かったか自分だけ違う行動をしてしまうことを恐れたかだと思います。…というのも、実は今もそう変わってないんですよね( ̄▽ ̄;)

絵の具の時間が一番記憶に残っていて、塗り始める前に先生から簡単な説明や質問があって、それを踏まえて塗る、という作業なのに、多分何だかよく分かっていなかったんでしょうね。

例えば赤と青を混ぜたら紫、黄色と赤を混ぜたらオレンジになるという色の勉強の時間だったとします。みんなは色をきちんと理解して所定の場所に塗るのに、私は見よう見まねで絵の具を混ぜ、「この部分に塗りつければいいのか」と適当に色を塗り…時間をかけた割には塗った場所が逆だったり…。ちょっと考える系が一番苦手でした。

「自分だけ間違えたら恥ずかしい」っていう感情は園児のときからありましたから、とにかく周りを見て行動してました。

…そしたら今みたく、自分のやること為すこと全てに自信がない人に成長してしまいました…(っ-_-)っ
こういう人は「あってるから自信持っていいよ」と言われて初めてその行為に自信がもてるようになるので、私は色々な作業に自信を持って行動できるようになるにはまだまだ先が長いな~と思います。


・周りの目を気にしてできないことが多かった。注目されることを避ける傾向にあり、そのせいで先生に怒られることもあった(学芸会で主人公の役をやったことがあったが、実は当時は主人公と知らず、「やけに出番が多いなー」と思っていたら後で主人公だったと教えられたので少しずれている。私はそれがフクロウだったから役を選んだわけで主人公だとは知らなかった)

私が一番覚えているのは「さつまいも🍠事件」でしょうか。
幼稚園のとき、秋になると畑に行ってみんなでさつまいもを掘りましょう!という行事がありました。

私と私の隣にいた友達はみんながざくざく掘り当てているなか1つも採れなくて、「ぜんぜんないねー」とか笑いながら掘っていたんです。だけどその友達は1つ掘り当てた時から、突然今まで採れていた子を抜かして大量のさつまいもを採り始めました。最終的に友達は袋に入りきらないくらい採り、私はその隣で収穫数0個でした。

園に戻った後、先生が「採れなかった人は手を挙げて」と言ってくれたんですが、みんな少なくても3~4個は採れていて、そんななか手を挙げることは恥ずかしがりやの私には到底できず、入ってるように見せかけて園庭に敷かれたシートの上に袋を置いた記憶が今でもあります。

後々、袋に1つも入ってないことが先生にバレて「あのとき聞いたじゃない」と叱られました。そのとき「あの雰囲気で手を挙げるのはウチには無理」と強く思ったことも覚えてます。

幼い頃って、語彙力や表現力がそんなになくて言葉にできないことが多かったけれど、話さなくてもそういう感情はある、ということを忘れないでほしいです。

発達障害というよりも人の視線を気にする話になってしまった気が…。

最後まで読んでいただきありがとうございました(* >ω<)